2013.11.10(日)
滝坂の道から石切峠・芳山W 21Km レベルA
コース:近鉄・奈良駅~春日大社~滝坂の道~石切峠~芳山~梅本神社~当尾石仏の里~浄瑠璃寺~JR加茂駅
8:00 今日の天気予報は“大雨”、行くか行かざるか迷ったがレインウエアーにカッパと重装備してエイヤッと我が家をスタート。 
8:40
 近鉄奈良駅で集ったメンバーは僅か13名。
(♂9人) 桜○ 加○ 沼○ 須○ 藤○ 中○ 大○ 太○ 清○、(♀4人)久○ 杉○ 溝○ 匿名希望の13名。
9:05
スタート。

9:15 興福寺を行く

レインウエアーは暑い!脱ぐ 春日大社で

9:47 大社の境内から自然歩道へ向かう
9:49
 滝坂の道に入る。

江戸時代に奈良奉行が切り開いた道で、
柳生の里へ米や薪を牛の背中に乗せて歩いたとか。

柳生道場をめざす剣豪たちが往来した剣豪の道でもあったという。

「右滝坂」とある 

昔の人はエラかった。
古道を歩くといつも感心させられるのが道を造るという難事業。
どこからこの石を集めたのか?どうやって運んだのか?どうやってこうきれいに並べたのか?

文句を言って悪いが、「しかし、歩きにくい!」

10:09 夕日観音 

10:18 朝日観音
10:25
 首切り地蔵.。

剣豪柳生十兵衛の弟子の荒木又右衛門が試し切りをしたという。

首切り地蔵
10:49
 石切峠を経て峠の茶屋。

随分登ってきた。 かなり疲れた。

杉浦嬢に「リタイヤして帰ろうかな?」と相談すると「大したことないよ。登れる登れる」と励ましてくれる。

峠の茶屋 (お休み) 
10:55
 峠の茶屋の先八王子神社から左折、芳山ほやまに向かう。 

芳山は“ほやま”と読み、“ほう”と延ばさない、と誰かが教えてくれた。


竹林を行く
11:13
 芳山ほやま(518m)に着いた。 

まあ、なんとか登れた!

心の中で「やった」とつぶやく。


頂上には二面に彫られた石仏が立っていた。

三角点があるが見晴らしは良くない。


四等三角点



左側面にも彫られている


11:50
芳山から鹿避けの柵が張られている山道を下ると生琉里町公民館。
これまた、難読だ。読めるかな? “ふるさと”と読む。

ここで昼食。 雨が降ってなくてよかった。 今日のメンバーは日頃の行いのいい人ばかり。 大雨予報も吹っ飛んだ。

 柵道を下る
 
生琉里町公民館
13:27
 写真右  わらい仏。 
 
写真左   右が観世音菩薩。 
中央が阿弥陀如来。 
左が勢至如来。
   
1299年の作という。 

 三尊像

阿弥陀如来(わらい仏)

このあたりでだったか? 藤○氏が「時計を落とした」と言って今来た道を取って返した。
先ほどぬかるんだ道ですってんころりをやらかし、そのときに落としたと思われる。
13:36
 唐臼からすの壺。

穴が粉を引く唐臼(からうす)に似ていて、
それが訛ってカラスになったとか。

唐臼の壺 

無人ショップ
13:38
 からすの壺二尊。

 阿弥陀如来座像

地蔵菩薩立像
13:43
 あたご灯篭。

13:45
 藪の中三尊。

1262年の作という。

 

左阿弥陀如来、中央地蔵菩薩、右十一面観音

浄瑠璃寺手前で休憩して、これから浄瑠璃寺へ行くのかな?と思いきや、「さあ、行きましょう」と先へ進む?? 
残念と言うほどでもないが、なんか損した感じ。

歩いているとまだまだ仏さんが彫られている。

ながおの阿弥陀 

たかの坊地蔵
 
 たかの坊地蔵から加茂町のたんぼの脇道に沿って進む。



 加藤リーダーで来年2月に歩く予定
 15:00 JR加茂駅の自転車置き場で8名の反省会。 そこへ藤○氏がやってきた。「時計があった」らしい。 
 16:40
JR奈良駅から近鉄 奈良駅に向けて歩いていると、
商店街を“秘密保護法はんた~~い”のデモ行列。

最近新聞等の報道でなんとなく感じるのは軍国主義への逆戻り。
安倍政府よ奢るなかれ!

 18:00 帰着。
   本日のドアtoドアの歩数:約 42,310 歩。